情報通信制御システム工学コース

信号処理応用研究室

信号処理応用研究室

メンバー紹介

准教授/杉田泰則

研究キーワード

  • ディジタルフィルタ設計
  • 画像処理・認識
  • 音響信号処理

研究内容

ディジタル信号処理技術は、現代のマルチメディア時代にとって欠かせない技術の一つです。本研究室では、画像・音響信号を対象としたディジタル信号処理アルゴリズムの開発を中心に研究を行っています。

1. 画像処理・解析

ディジタル画像処理技術は、医療、製品の品質検査、産業用ロボット、ディジタル家電など幅広い分野での応用がなされており、現在最も注目を浴びている技術の一つです。ここでは、人の視覚特性を考慮した画質改善アルゴリズムや、解像度変換や歪補正に使用される幾何学変換技術の高性能化・高速化を中心に研究を進めています。またステレオカメラによる物体認識/距離計測なども研究対象です。

2. 音響信号処理

音(音楽など)は人々の心を豊かにする一方で、時には騒音にもなり得ます。ここでは、音を音で消す「アクティブノイズコントロール技術」、指向性の鋭いパラメトリックスピーカを用いて特定の受聴者にのみ必要な音情報を届ける「局所音響再生技術」、ヘッドホン/骨導ヘッドホンで臨場感の高いサウンド再生を実現する「立体音像定位技術」を中心に、理論・実験・シミュレーションにより研究を行っています。また応用研究として、カメラにより得られる視覚情報を音声に変換し、骨導ヘッドホン+立体音像定位技術により視覚障害者の歩行を支援する「3D音声案内システム」の開発を進めています。

信号処理応用研究室
研究概要

研究室の様子

私たちの研究室では、ディジタルフィルタの設計や解析技術、画像・音響信号を対象とした処理アルゴリズムを中心に、ディジタル信号処理技術の高度化に日々勤しんでいます。より具体的には、少ないマイクロフォンで音源位置を特定する技術や骨伝導ヘッドホンを用いた立体音像定位技術、カメラ画像による物体認識や距離計測技術などで、これらの技術を、高齢者や障害者向けの福祉機器、人とロボットが共存する環境での高度なコミュニケーション技術に応用すべく理論と実験の両面から研究を進めています。

コアタイムはなく、研究室全体で行うゼミと、学年ごとに行うゼミ以外の時間をどのように配分するかは基本的に自由です。そのため、自分の生活スタイルに合わせて研究活動ができますが、時間をどの様に使うか自己管理が求められます。サークル活動や適度なアルバイトはむしろ推奨されています。研究活動は主に、論文調査や計算機による数値シミュレーション、工作(回路制作等)の他、無響室等での音響計測実験を行います。研究内容については、必要に応じて先生・研究室メンバーと相談します。また、よく雑談もしているため笑いの絶えない明るい研究室になっています。

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音響振動工学センター無響室での測定風景 ~測定に向けて準備中~