電子デバイス・フォトニクス工学コース

応用波動光学研究室

応用波動光学研究室

メンバー紹介

教授/小野浩司
助教/坂本盛嗣
技術職員/野田浩平

研究キーワード

  • 液晶
  • ホログラム
  • 回折格子
  • 光機能性高分子材料
  • 分子配向
  • 偏光
  • 光計測
  • 光渦
  • 偏光渦
  • メタマテリアル
  • テラヘルツ光

研究内容

小野研究室では、光と物質との相互作用に重点を置き、物質の構造制御による新規的且つ高機能な光制御素子の創生や、光波の有機材料に対する非線形光学効果の解明等に関する理論的・実験的研究を行っています。取り扱う材料は主に、液晶や色素含有高分子などの有機機能性材料を主に対象としています。具体的な研究内容の分野は多岐に亘り、これまでに、ベクトルホログラフィと呼ばれる手法を用いた光応答性高分子材料への高密度な光記録の実証、光反応性高分子液晶を用いた回折光学素子の創生、ベクトル回折格子を用いたスナップショット分光エリプソメータの開発、液晶の非線形光学効果を用いた光情報処理等、先進的な研究成果を報告してきています。これらの研究成果は、其々の光制御特性を活用することで、光通信、光記録、光情報処理などの光産業技術へと応用出来ると期待しています。他にも最近では、材料系の特性を利用した高度光配向技術の発明及び多次元異方性構造体の形成、偏光描画露光法による任意パターンの異方性回折素子の形成、特殊偏光による偏光応答性材料の空間光配向、メタマテリアルによるテラヘルツ光の伝播制御等、幅広く研究を展開しています。

応用波動光学研究室
液晶空間光変調器SLMを用いた特殊偏光発生・記録実験光学系。SLMにより発生させた特殊偏光の情報を光機能性材料に記録し、その光制御特性を調べるのに使用します。

研究室の様子

本研究室のコアタイムは平日の10時から17時ですが、朝早く来て夕方に帰宅する人や昼頃に来て夜遅く帰宅する人など、人によって様々です。基本的には、自分で責任を持ってスケジュールを立て、自分のペースで研究を進めることができます。活動内容は日によって様々ですが、実験用試料の作製や光学実験、理論解析などを行います。本研究室は、これらを行うための充実した設備、及び清潔かつ安全な環境が整えられており、思い存分に研究を楽しむことができます。
ゼミは毎週水曜日の朝9時に行われ、研究で得られた結果についての議論と、不定期で研究に関連する論文の紹介や学会発表の練習などを行っています。また、週明けに研究の進捗状況をまとめた報告書の提出を行い、研究の進め方等で先生方から助言を頂けます。ゼミだけではなく、普段から学生間や学生と先生間の研究に関する議論も活発に行われています。
本研究室では、修士課程の内に査読付学術論文の執筆や特許申請を行うことは珍しいことではありません。さらに、国内外の学会での成果発表も積極的に行っており、研究を遂行するための技術・知識だけではなく、自らの研究を分かりやすく、魅力的に伝える能力も身に付けることができます。

応用波動光学研究室
サンプル作成実験室。研究で使う各種材料の保管・調合・成膜などを行います。また、作製したサンプルの特性を測定する様々な装置が備えられています。