近年、より深刻となる地球温暖化や原子力発電の問題を解決する重要な鍵こそがパワーエレクトロニクス(パワエレ)技術です。パワエレとは電気エネルギーを効率よく使うための技術であり、太陽光、風力発電や自動車、家電製品などの幅広い分野に適用されています。現在もパワエレは進化を続けており、製品の省エネや小型化、新エネルギーの普及に貢献しています。
伊東研究室ではパワエレのコアテクノロジーである電力変換器(マトリックスコンバータ、インバータ、整流器、DC-DCコンバータ)やモータドライブ(誘導機、永久磁石モータ)、自然エネルギー(太陽光、風力)発電に注目したスマートグリッドやエネルギー貯蔵などの研究を行っています。また、最近注目を浴びている電気自動車のワイヤレス給電についても研究しており、世界の技術をリードしています。