電気エネルギー・制御工学コース

メカトロニクス研究室

メカトロニクス研究室

メンバー紹介

教授/宮崎敏昌
助教/JUAN PADRON
技術職員/吉田勇太

研究キーワード

  • メカトロニクス
  • ロボット
  • モーションコントロール

研究内容

メカトロニクス研究室では、日々の生活の中で活躍できるロボットを対象にその制御に関する研究をしています。メカトロニクスとは、メカニクスとエレクトロ ニクスを合わせた言葉です。つまり、機械要素(メカ)と電気要素(エレ)の融合しているものがメカトロニクスであり、制御工学の分野になります。宮崎研究 室では、ロボットやモータ、電力変換回路など様々な電気・機械要素を制御し、安定に素早く正確に!動かすことに取り組んでいます。ロボットアームならアー ム部の運動は機械要素の解析が必要で、それを動かすモータは電気要素の解析が必要になります。そんな電気も機械も両方勉強できるのが、メカトロニクス研究室 です。研究室では現在、人間の筋肉構造をモータで再現し、独特な出力特性を持つ4足歩行ロボットやロボットアーム、でこぼこな畑でも直進アシストする電動 農耕機、4軸駆動型の電動船舶、産業用ACモータ、DC/DCコンバータなどの研究を行っています。

メカトロニクス研究室
人間の筋肉の出力特性を模擬した4足歩行ロボット

研究室の様子

研究室では、メカトロニクスを主体とするモーション班とモータドライブ、パワーエレクトロニクスに関するパワエレ班の2つの班体制で、修士ー学部学生が一 体となって、研究を進めています。研究の主体は我々学生です。大きなテーマの中から、自分たちで目標を設定して、研究を始めます。理論解析、シミュレー ション、実験、考察を繰り返しながら、目標に向かって研究を進めています。研究は紆余曲折がありますが、週1度の報告会で研究成果や進捗今後の予定につい て指導教員や研究室の仲間と話し合いながら、ゴールを目指しています。
研究室は、朝一日の予定を確認することから始まります。午前中は、必要な 事務作業やシミュレーションで、心身のウオーミングアップ。たまに、研究室の先輩後輩と楽しく雑談なんてします。もちろん授業もあるので、結構忙しいで す。普段の昼食は、学食や売店でみんなと取ります。午後から本格的な研究スタートです。集中力を切らざす、実機製作や実験を行います。夕食は研究室の仲間 と外食に行くこともしばしば。全国から集まった仲間たちと食のこだわりをぶつけ合います。夕食後は、引き続き研究を進めたり明日の準備をして帰宅したりし ます。

メカトロニクス研究室
電動耕耘機